(868)マニフェスト
選挙予定日より40日も早く解散した衆議院。その間が事実上の選挙運動期間だということです。公示前の選挙運動は選挙違反という法律があったと記憶しています。日本の法治国家はかけ声だけだったのですか。
抜け駆けしたものが勝ちというのでは納得できません。さらに問題は数年前から言い出された言葉、マニフェストです。議員さん達はマニフェストを単に公約と解釈しているようですが、本来は宣言書という意味があったはず。
かくいう私はうっかりしていました。4年前に各政党がどういうマニフェストを掲げて戦ったのか。記録していません。政権を取れなかった政党はマニフェストを守れなくとも仕方ありませんが、政権を取った限りはきちんと実行して欲しい。
前回の衆院選は郵政民営化が極めつけだったと覚えていますが、これは一応守られました。といっても最近はそれを元に戻すような動きが出ています。それなら国民と約束し、大多数の票を獲得した事実は何だったのでしょう。
今回政権与党を自負する党のマニフェストは7年先、10年先を見据えたものになっています。先の将来まで見通して頂くのは国民にとって有り難いことです。問題はそれが守られるかどうかです。
国民から圧倒的支持を受けた郵政問題でさえ4年で見直そうという政党の言うことです。まして政権委譲なんてことが起きたら10年計画そのものが変わる可能性が高いのです。
いつまでも政権にしがみつこうとするあまり、国民の本音に気づかずそのときだけの思いつきを並べているに過ぎないような気がします。いつまでも自分がいるつもりで公約されるのは国民にとって迷惑千万です。
自身が保証できない先のことを約束するのでなく、宣言書という限り嘘をつかない範囲、すなわち自分たちが保証された任期中の少なくとも4年以内に、実現できる方向なり指針を示して欲しいと考えます。
いずれにしても今回政権を取った政党が約束されたマニフェストを保存し、次回の選挙ではその実行率を投票の指針にしたいと思います。
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