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(1179)危険物

 「蓄音機」「ゼンマイ」「セルロイド」、今時の人には何が何だかわからない用語。逆に今の若者が話す用語が私のような年代のものには意味がわかりません。タイムスリップに陥ったよう。

 博物館で昔の蓄音機を発見、思わず「懐かしい蓄音機だな」と呟いたとたん「それは電蓄って言うんだよ」と中年男。

 確かに当時は高くて手が出なかった高級電蓄です。でも正しくいえば電気蓄音機なんだけどなあ。

 私が覚えているのは電動の蓄音機でなく、ゼンマイを巻いて動かす蓄音機です。この時代、ゼンマイを動力源にしている品物が多々ありました。

 自力で走るおもちゃの大半はゼンマイを巻きます。ゼンマイの巻きがゆるめばそこでおもちゃはストップ。

 そういったおもちゃの多くがセルロイド製。もちろんブリキ製もあります。今はいずれも幼児に危険とかで使用禁止のものばかり。

 蓄音機には針が必要不可欠。戦前は金属製の針、戦中戦後の一時期は竹針で代用。当然子供には危険物ですが、当時はそんなことを言っておれない。

 危険、危険と子供から危険物を取り上げる行政がよいのかどうか。私らは危険物を手にしてけがを経験、危険ということを身に染みこませたものでした。

 はさみやナイフが危険だということを知らせるためには、子供時代からそれを教材として使わせるべきだと思います。

 それを知らないため、大人になって凶器として使い「まさか死ぬとは思わなかった」と言い逃れるのではないでしょうか。

 もっとも子供の親が責任を学校になすりつける時代です。過保護に育てられた親の再教育が必要かもしれません。

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コメント

善良なる管理人さま

 子供の喧嘩、良くはないが悪くもない。まだはっきり自分の意思を表現できない子にとって、自分の思いを最終的にぶっつける手段です。

 先生なり近所のお節介焼きが横で見ていて、これ以上は危険と思えば仲裁に入る。昔よく見かけた光景です。

 そこで子供も限界を知ったのですがね。

 これからもご意見をよろしく。

今の子供たちの中でナイフを使って
鉛筆を削る事が出来る子は何人いるでしょうか。
ほとんどが機械の穴に鉛筆を差し込むとモーター
が廻り、鉛筆が削られると言うのしか知らないような気がします。


親や先生からナイフの使い方を一通り教わり、
自分で実際指を切ったりしながら、身を持って
『こう使うと危ないんだなぁ~』
なんて過程を踏んで正しい使い方を覚えたような気がします。

人を殴る。
昔と違って殴り合いのケンカすらないようなので、それ以上やると死ぬと言う、たぶんその加減すら知らないのでしょうね。

悲しいことです。

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