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(1189)平和な国のパンダ

 アラブ諸国や東南アジアでは国民の力で政治を変えようとデモ集会や、力ずくの鎮圧騒ぎが起きているというのに、平和な国です。

 パンダが深夜上野動物園に運ばれてくるのを、一目見たさの群衆。それを報道機関はトップニュースに掲げてる。どっちもどっち。

 動物園に運んでくるのは、動物輸送トラックでさらに檻の中。ドアが閉め切られ馬運車のように外から見えるわけがない。それでも寒い深夜に厚着をしてお出迎え。

 報道陣に「大事な動物を貸してくれた中国に感謝するつもりでお出迎えに来ました」とコメント。パンダ大使にでもなったつもり?

 中国とは尖閣諸島問題、レアメタル問題など複雑な外交問題がいっぱいあるのに、出迎えた人たちにはそんな認識がありそうにもない。嗚呼。

 まさか外交問題から逃げるために、日中両国がパンダに荷物を背負わせたとは考えたくありませんが。

 そもそも絶滅を危ぶまれているパンダです。現在和歌山の白浜と神戸にもいるはず。上野に新しくパンダを呼んだことで、この両市は東京地方の客を呼べなくなってしまいました。

 全国自治体で最も財政が豊という首都東京、なにも年間8千万という高額の借用料を中国に払ってまで、地域活性化に努めている都市の邪魔をすることはないでしょう。

 日中友好の証として最初のパンダが日本に来た時はまだ日本のどこにもいない動物でした。このような環境であれば子供への教育的意義もありました。しかし、今は日本のどこかでパンダは見られるのです。

 旭川の旭山動物園に全国から観客が押し寄せる時代です。なにも東京でなくてもよいのです。中国ととかくトラブルを起こしがちな石原知事としては、とんでもないことをしてくれたものです。

 日中両国はお互いに「共同繁殖研究」のため、パンダ2頭を東京に貸与することにしたという公式発言。純粋な研究であれば必要経費はともかく、毎年8千万の賃貸料は高すぎると思いませんか。それも都民の税金から。

 政治家も自治体首長も都民も、そして報道陣も加えて全部の頭が平和ぼけ。思考力ゼロの日本社会です。

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コメント

善良なる管理人さん

ため息はつきたくないけれど
つい嗚呼と言いたくなります

パンダにうつつを抜かしている間にも
世界は動いているのですが

ここ最近の日本ってホント平和だと思います。

呆れ過ぎて『へいわ』を『ピンフ』と言ってやりたいくらいですね。

国内政治(国会)も然り、外交も然り・・・・・

党員資格停止の人が何を出来るの?
民主党、菅さん、これをうまいこと束ねられるの?
北方領土、空から見るより、アポとって交渉したら?
・・・・etc


でも、これらの問題を憂いている国民は一体何パーセントいるのでしょうか?


嗚呼・・・にっぽん
(・・・深いため息)

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