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(1196)ご都合主義

 つくづく子供が少なくなったと感じます。私たちが団地に入居した頃は、どの階段からも子供の声が。今の住居に移住しても周囲の家はみんな子供がいました。

 小学校、中学は児童数に応じて増設。一クラスの児童数もかなりのものでした。

 周囲の空き地では子供がたこ揚げやかけっこ。でもこの頃からだったか、防犯上の理由だとかで放課後、学校の校庭は特別の許可がない限り使えなくなりました。

 子供は学校が引ければ塾通い。我が家では私が学校できちんと勉強すれば塾は必要ないとの認識でしたから、子供は二人とも塾に行かせていません。そのため遊び友達がいなくてしょぼんとしていたそうです。

 そのことを後で聞いて塾に行くことを許しましたが、今度は途中からの入塾は先方が認めず結局家庭教師を頼む羽目に。

 近所の子供たちがそんな生活パターンですから、徐々に子供の声は聞かれなくなります。

 その時代の子供たちも今は立派な成年男女。父母になる年齢で現にこの世代の子供たちもいます。しかしあまり外で遊んでいません。

 子供の声が聞けないと我々世代は寂しさが募ります。近所の子供たちのうるさい声で勉強が妨げられると文句を言っていたものでしたが今は。

 子供たちもかわいそう。学校は時間が来れば追い出され、課外授業もなく塾通い。一番遊び盛りの年を塾で勉強、学校で集団生活のなんたるかを教わり。家に戻れば友達もなくゲーム機で遊ぶしか。

 雪の積もった坂道で車を避けながらそりを滑らせ、女の子はケンケンやお手玉を道ばたで。近所の大人から道で遊ぶと危ないよといわれても、子供がいれば相手がよけてくれる。そう考えてしまっても無理がないような生活をしていたのでしたが。

 共稼ぎ世帯が増えたせいもありますが、子供は小さいうちから保育園などに預け、外で遊ぶのは危険、知らない人に連れて行かれるなど、子供にとって暮らしづらい世の中になったものです。

 せめて塾に行けない、行かない子供が校庭で遊べるとよいのですが。子供たちのことより大人のご都合主義が多くなったような気がします。

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コメント

善良なる管理人さん

早速コメントを入れていただきありがとうございます。

国の少子化対策も内輪もめばかりで前に進みません。本気で取り組む気があるのかどうか。

とにかくイライラし通しです。

こんにちわ!

ほんとうに最近子供の声を聞かなくなりましたね。
まぁ、ヘンな事件がいろいろあったりして親も警戒しているのでしょうが、僕の住んでいるこの田舎ですらも外を走り回る子供たちの姿はめっきり見かけなくなりました。
(みんなゲームらしいですけど)

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